Into Your Eyesを深読み(?)してみた

 

Westivalに収録されている「Into Your Eyes」

横浜アリーナの余韻が抜けないまま、淳太くんが考えたこの歌の歌詞の意味を

 

もっと読み取りたくて

 

私はパソコンに向かっていました。

(ちなみに私は桐山担です。)

 

                                   

 

ここからはあくまでも私のIYEの解釈です。

自分の解釈と違っていても、こうも考えられるのか~おもしろいな~くらいのラフさで

読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

yeah...Hey girl...Come here...

(ねぇ...ここへきてよ...)

Woo...Something I wanna say

(言いたいことがあるんだ…)

You know,Listen up

(分かるでしょ?聞いてよ…)

 

「ちらっと雑誌で読んだな~淳太くんが切ない恋愛とか言ってたなぁ?

 叶わない恋愛か~。切ないな~~。」

 

「伝えたくても言えない恋愛なんだな~純愛なのかな~。」

 

初めはそんな感じなのかなって思ってました...

 

何気ない 平日の夜

約束もないけど こうして会えたね 

苦いコーヒー 飲めないくせに

「私もそれで」と 笑う

 

えっ??もしかして意外と幸せな2人なんじゃない…??

何が叶わない恋だよ?!?!

苦いコーヒー飲めなくても彼氏に合わせて飲もうとしてる可愛い彼女じゃねぇか!!

 

と思っていたのに...

 

 

 

まるで子供みたい

そっと 君を引き寄せ

「嘘つきめ」と抱きしめる 

 

 

えっ?嘘つき??

 

 

ってことはお互いに両想いじゃないってこと?

カップルじゃないってこと・・・?

 

 

あっ・・・・・

 

 

ここでピーンとくるわけですね。

淳太くんの描いた叶わない恋愛とは...

 

 

そう。

 

 

 

 

不倫。

 

 

 

 

この主人公の好きな人には夫がいる。

 

 

家庭を持っている人を好きになってしまった主人公の

 

切ない

 

愛する人への

 

永遠に届かない歌。

 

 

 

だから、自分の想いを伝えたいのに素直に伝えることができなかった。

彼女の家庭を壊してしまうから。

 

 

もう一度歌詞を見てみると...

 

何気ない 平日の夜

約束もないけど こうして会えたね 

苦いコーヒー 飲めないくせに

「私もそれで」と 笑う

 

平日ってことは仕事がある日。その相手は会社の人?

確かにカップルなら約束して会うよな…

 

夜なのにバーでカクテルじゃなくて、カフェでコーヒー。

お酒を飲めない理由は相手が家庭に帰らなくちゃいけないから?

 

”飲めないくせに”って彼女を子ども扱いして

彼女より自分の方が立場が上なんだって

彼女に溺れる自分を認めたくない。

 

 紐解くと、同じ会社の女性と夜に何度も会話をかわすようになり食事に通ううちに、2人は不倫関係になる。そして仕事帰り今日も彼女との二人の時間を過ごしている。主人公は自分の方が彼女に溺れていて彼女に翻弄されているのに、それがバレたくないから彼女を子ども扱いするような態度をとってしまう。女性より自分の方が立場が上に立っていたい気持ちが表れている気がしますね。淳太くんの本音かな…ふふふ

 

 

まるで子供みたい

そっと 君を引き寄せ

「嘘つきめ」と抱きしめる 

 

 

”会いたい”

”一緒にいたい”

”好き”

”離れたくない”

って彼女が”子供みたい”にわがままを言う。

 

家庭があるのに俺と寝るなんて”嘘つき”

俺のことなんか好きじゃないくせに”嘘つき”

そう思いながら「嘘つきめ」と彼女を抱きしめた?

 

本当は俺のことが好きじゃないんだろって思いながら抱きしめる切ない主人公の心が見えますね。

 

 

Look into your eyes,girl

何も言わないで

Look into your eyes,girl

その笑顔は誰にも見せないで

 

俺だけを見て。

2人だけの時は俺だけにすべてを見せて。俺だけに。

 

主人公の想いに胸が締め付けられそう( ;∀;) 

 

 

鳴った 電話に 遮られた時間の

続きを 探そうか?

 

きっと2人で話していた時に彼女の電話が鳴った。

 

夫からの着信。

 

彼女は「仕事で遅くなる。」とか「会議が長引いちゃって。」とか

適当な言い訳を並べる。

 

 一瞬だけ現実に戻ってしまったような。

夢が終わってしまったようなそんな感覚にとらわれる。

 

『旦那の前だとこんな笑い方するんだ。』

 

 

そんなもやもやした気持ちを追い払うように

電話を切った途端、主人公は彼女の体を求める。

電話の時間を取り戻すかのように。激しく。

 

 

このサビの部分は主人公の、夫がいる彼女へのシンプルな思いが綴られていますよね…。

 

Oh 君へと 近づくほど

友達のフリがうまくなっていく Oh no baby

ワガママだって 愛せるけど

本当の気持ちは言えない

 

”友達のフリ”って誰にするの?

 

旦那?

 

えっ、この主人公、旦那に友達として紹介されてるの???

 

こいつなかなかやるなぁ・・・

 

 

振り返りざま そっと 笑う君に

「またいつか」と手を振った

 

ここでの

「またいつか」

という表現。

 

また”いつか”って抽象的すぎると思いませんか。

 

 

不倫関係だから

どちらかが求めなければ

2人とも会うことはない。

 

主人公はいつでも彼女を求めている。

でも...

 

彼女には家庭があるから

彼女が求めた時にしか

会えない。

 

 

「あなたが欲しがらなければ、俺はあなたに会えない。」

 

 

だから、また”いつか”なのかな...と。

 

切なすぎる…!!

 

Look into your eyes,girl

どこにも行かないで

Look into your eyes,girl

その言葉を静かに飲み込んで

 

もうせつねぇ!!せつねぇよぉ!!!(CV:ノブ)

 

終電車に乗り込んでいく君の

背中を見ていた

 

”最終電車

 

カップルならお泊りもあり得るわけです。

 

良くない関係だから、

彼女は自分の家庭に帰らなくちゃいけない。

終電を逃すことはできない。

 

でもこのとき彼女は電車に乗って

振り向かないんです。

 

主人公の一方的な恋心でしかない。

 

だから主人公は背中を見ていた。

「どこにも行かないで。」

その一言が言えずに。

 

自分の愛する人が待つ家に帰る彼女の後姿を

ただ茫然と見ているしかなかった。

 

Look into your eyes,girl

もう何も聞かないで

Look into your eyes,girl

許された時間を壊さないで

Won't stop 君を

愛すほどに Lost my way 

濡れたシャツもTake off

 

 

”何も聞かないで?”

”許された時間?”

ここで疑問が生じるわけです。

主人公には秘密はないよね?独りだから許された時間も何もないよね?

Lost my way 迷子?

彼女を愛しすぎてどうしたらいいかわからないみたいな感じかな...??

 

ともやもやした疑問ができるわけです。

 

しかしさすが淳太くん、最後の最後でとんでもないものを残していました。

 

Look into your eyes,girl

肌を重ねDancing

Look into your eyes,girl

首に残すルージュと過ち

今日も君の

寂しげな瞳が

うつす指のウソ

 

行為中にあなたの目がうつすのは指のウソ…?

 

指のウソ…?

 

指...指輪?

指輪と言ったら薬指...?

 

えっまさか!!!!

 

ってことは!?!?!?

まさか主人公にも奥さんいた!?!?!?!?

っていうこと?!?!?!?!

 

ファッ!?!?!?!?!?!

 

 (ちょっと落ち着こう・・・)

 

確かによくよく考えると…

 

ワガママだって愛せるけど

本当の気持ちは言えない

 

”本当の気持ち”ってのは

俺にも家庭があるっていう事実。

だからワガママを”聞ける”とか”受け入れる”じゃなくて

 

 

”愛せる”

 

 

なんだ。

 

「会いたい」ってワガママは愛せるけど

会いたいときに会えないときだってある。俺にも家庭があるから。

 

Look into your eyes,girl

何も聞かないで

Look into your eyes,girl

許された時間を壊さないで

 

俺については何も聞かないでというのは

あなたに事実は教えたくないから。

教えてしまったら

あなたとの時間が終わってしまう。

 もし自分に家庭があると分かってしまったらあなたは俺から離れていってしまうような気がして。

あなたと2人でいる時間がずっと続いてほしいから

真実は話せない。

 

 

 

Won't stop 君を

愛すほどに Lost my way 

濡れたシャツもTake off

 

君を愛するほどに自分がどうすればいいのか

路頭に迷ってしまう。

 自分がどうすればいいかわからなくなる。

 

このままでいいのか、彼女とは離れるべきなのか、真実を話す方がいいのか。

主人公の中で様々な葛藤が生じているのかもしれない。

 

 

つまり、以上をまとめると

女性は家庭を持ちながら主人公と不倫をしている。

でも主人公にも家庭があり、女性と不倫関係にある。

 

しかし、主人公は女性と会うときや行為中には

指輪は外している。

彼女に独身だと偽っている。

 

彼女にも言えない”ウソ”を抱えながら

”独りの男”として彼女の体を抱いている。

 

 

 

これが一つ目の解釈です。解釈というより物語みたいになってしまった笑

 

ここからもう一つの解釈となりますが、コンサートのネタバレが入るので

まだ入ってない方や見たくない!って方はここまでで。

読んでくださってありがとうございました!

 

                                   

 

コンサートではみんな薬指に指輪をしていましたよね。

そこから、”指のウソ”っていうのは

薬指に指輪をしているのが”ウソ”という解釈をしました。

 

 

お互いに家庭を持ちながら不倫という関係にある2人。

どちらも過ちを犯しているから2人の間に罪悪感なんて存在しない。

 

でも本当は...

 

 

 

主人公は独身。

彼女と会うときは指輪をしている。

既婚者のフリをしている。

 

 

 

            なぜ?

 

 

 

彼女に自分への期待を捨てさせるため。

 

 

 

もし独身だと思えば、

もしかしたら今の家庭を捨て

自分とともになりたいと言い出すかもしれない。

 

だから主人公はあえて指輪というウソを繕って

彼女に自分への想いを募らせないようにしている。

 

 

どんなわがままも聞くけど

あなたの幸せを望んでいるから

そのわがままだけは

 

 

 

愛せない。

 

 

あなたのことを一番に考えているから

俺はあなたのためにウソをつき続ける。 

 

 

 彼女を愛するがための

切ない独りの男の恋物語

 

 

 

 

っというのがわたくしの深読みです。

結構ドロドロしてますね。切なすぎて心臓がもぎ取られるかと思いました。

すごく好きです。

コンサートの演出を見たらまた感じ方が変わったので

人それぞれに解釈があると面白いと思います。

淳太くんがこの歌詞を書いたのが感慨深いというか、

尊敬します。率直に。

一曲でさまざまな感じ方ができるのが楽しいです。

みなさんもじっくり読んで考えてみてください!!

後者の考え方でまた1から読んでみると

またこっれがおもしろい!!!!!

 

westさん最高なんす!!!!

 

長文で拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!